”コミュニケーションギャップ”ってご存知ですか？
はっきりした理由もなく、
「何だか、あの人、性に合わない！」
と感じることありませんか？
人間関係が上手くいかない時、多くは、コミュニケーションギャップが生じていると性格統計学では考えています。
コミュニケーションギャップとは？
コミュニケーションギャップの意味
例えば、年齢が10代と80代の人が話しをすると、話しの内容にジェネレーションギャップ（世代間で起こる文化、価値観、思想などの相違）を感じると思う人は多いと思います。
果たして、会話をした時に”ギャップ”を感じる原因って、世代間だけなのでしょうか？
当然、そこには、生まれ育った環境の違いや、性格、男女間など、
立場が違えば、会話の中にギャップを感じるというのは、よくあることだと思います。
性格統計学では、このような”様々な違い”により、言葉の理解の仕方や価値観の違いが起こり、言葉のキャッチボールが上手くいってない状態を、
コミュニケーションギャップと呼んでいます。
性格は、遺伝しない！
性格統計学では、その人の生まれ持った本質・気質などが、コミュニケーションギャップに大きな影響を与えていると考えています。
その人の生まれ持った性格は、遺伝ではないので、同じ家庭に生まれ育ったきょうだいの性格が違っていたり、
「同じように育ててきたはずなのに、どうして、この子だけ・・・」
という声も、よく聞きますよね。
このような違いは、育て方に問題があるのではなく、生まれ持った本質が異なるため違うように見えるのです。
性格を3つに分類
性格統計学では、様々な分類方法で性格の違いを体系化して分かりやすくしています。
ここでは、性格タイプを3つに分けて見てみましょう！
資料引用元：「（株）ジェイ・バン」公式サイトより
軸により、4つに分かれていますが、
赤色（ビジョン）、黄色（ピース）、青色（ロジカル）の3タイプで見ると、大変分かりやすくなります。
3つの性格タイプで異なる「なぜ？」の意味！
赤色（ビジョン）の「なぜ？」
ビジョンタイプの人に、
「なぜ、今日は、その服着てるの？」
と、尋ねると、
「やっぱり、この服やめた方がいいのかな？」
と、否定的に捉えられます。
そのため、他の服に着替え始めたり、「どこか、ヘンかな？」と、心配そうな様子を見せることもあります。
ビジョンタイプの
「なぜ？」＝「否定」
に、聞こえてしまうのです。
黄色（ピース）の「なぜ？」
ピースの人は、元を知りたいという気持が大きいので、様々なことで、
「なぜ、○○なの？」
「どうして、○○してるの？」
と、口癖のようによく聞いてくる人いませんか？
ピースタイプの
「なぜ？」＝「単なる疑問」
なので、ピースタイプの人が、ビジョンタイプの人に「なぜ？」を使うと、
上記のように、ビジョンタイプに混乱を招くことにも繋がりますので、注意が必要です。
また、特に、幼児期、
「これ何？」
「なぜ、○○するの？」
という質問が最も多いのが、このピースタイプのお子様になります。
幼児期でも、「なぜ？」「何～？」「どうして？」が少ないと感じられる場合は、
ビジョンタイプや、ロジカルタイプのことが多いです。
青色（ロジカル）の「なぜ？」
ロジカルタイプの人が、自分から、
「なぜ、僕なの？」
「なんで、今なの？」
という言葉を口にする時は、
「なぜ？」＝「納得したい時」
に、よく口にします。
結論を知りたがるタイプなので、
「なぜ、○○な状況になっているのか？」
など、状況把握や話の流れから言いたいことの結論に納得したい時などに、「なぜ？」を使います。
まとめ
このように、「なぜ？」
の一言でも、性格タイプが異なれば、意味の捉え方や使うタイミングも様々！
このように、日頃使う多くの言葉のニュアンスが、異なって聞こえてしまうため、
言葉の捉え方や価値観の違いから、
コミュニケーションギャップが生じてしまうのです。
この性格統計学「伝え方コミュニケーション資格検定講座」では、このようなよくあるコミュニケーションギャップの事例を学び、人間関係を良好にしていく考え方を学びます。
また、現在、私が学んでいる「伝え方マスター講座」では、実際に、それぞれのタイプ別の受講生が意見を出し合い、どのように感じているのか？
などを話し合う機会が多いので、机上の空論から、事実体験へと認識が変わっていくような深い学びがあります。
特に、この分類された自分の性格は、すべてが見透かされているかのように、
「よく当たり過ぎていてコワい！」
と、思うほどです。
その当たっている内容は、あまりにも具体的で、よくある「占いの人柄について」とは、比べないものにならないほどです。
生まれ持った性格タイプを調べるのは、生年月日を利用しているだけなんですが・・・。
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